
浅草レトロ喫茶〜グリルバーグぱんだ
朝早く現場へ引き渡しチェック。 と、そのまえにレトロ喫茶で朝ごはん。浅草の人気店「ローヤル珈琲店 本店」へ とてもいいお店です。 ホットサンドも自家焙煎のコーヒーも空間までも大好きなレトロ喫茶。 なのに、なのに、近くに席にゴロゴロズケズケと来たガラの悪い関西風のスーツ香水ビロビロ、、3人組のデリカシーの無さに気分ダウン、、香水が臭い〜〜。 しかし、ホットサンドで持ち直し気分を盛り上げ現場へむかいます。 そんな現場は朝から大忙し。完成を待たずにお店の備品やら、厨房屋さんの搬入やら、家具屋さんの取り付け作業やら、引越し屋さんのダンボールやら、もうぐちゃぐちゃ。 ぼくらもディスプレイ作業で足パンパン しかし、改装前から比べたら居抜きとはいえ、とても優しい穏やかな空間に大変身できました。木のぬくもりと洋食店としての敷居の低さが嬉しいお店です。是非浅草雷門へいらした際は美味しいハンバーグを食べに来てください!!よろしくお願いいたします。

日光建築めぐりレーモンド
日光と言えば東照宮ですよね。 しかし、島育ちの私は修学旅行は九州一周であった。なので、一度も日光を訪れた事がない。 テレビでしか見た事ない。とくに絶対行きたい!と言うわけでもかなった。 なので、東京に上京して33年、お恥ずかしながら日光初デビューなのです。 そしてなぜ今更、日光? もちろん東照宮が見たくてでは無い。 見猿聞か猿言わ猿のモンキーが見たいわけでもない。 最大の目的は憧れの建築を見るため。 きっかけはスタッフJの勧めではあったが、めずらしく出不精の私もなんだか無性に見たくなった。 アントニン・レーモンドさん設計の中禅寺湖のほとりにある「旧イタリア大使館別荘」もちろん名建築である。 高崎の建築も良かった。是非実物を見なければと思い願っていた建築の一つ、その念願がかなった。 中禅寺湖の心地よい風と木々のトンネルを抜けていくと見えてくる味わい深い景色の中で、そっと佇む 外壁もインテリアまでも、すべて杉皮で仕上げられた大胆なデザインでなんとも言えない温かみのある建築。 建て替えで復元された建築物ではあるものの当時の趣そのものであろうと想像できる

谷中根津千駄木田原町蔵前巡
谷中、根津、千駄木を巡ってきました。 初めての場所では無いが、雰囲気が好きだから何度来ても良い。 谷中1 朝倉彫塑館は2回目、やはり良い感じ。岡本太郎さんのアトリエの次に住みたいなぁと思ってしまった建築、、だけどちらかというとココはお掃除上手な奥様限定の夫婦二人で、岡本太郎さんのアトリエはダラシない1人暮らし的な感じがする、もし住んだならば、、、などと勝手に妄想全開。、そんな朝倉彫塑館の印象は、重厚感と開放感の均整の取れた素晴らしい建築。贅沢な造りで開口部のダイナミックさと庭との関係が絶妙。おそらく増改築を繰り返し、たどり着いた完成形なのだろう。現在の建築基準法を巡視するならおそらく同じものは造れないだろう、、日本的でありながら西洋的な要素をうまくミックスし全体的にトラディショナルな雰囲気が醸し出されていてとても素晴らしい空間である。晴れた日も気持ち良いが、雨の日を狙って再度来たいと思う様な空間だ。照明も灯さず暗さを見たい、雨音を聴きながら黄昏たい、、そんな建物です。最低でもあと3回は訪問したいと思う。、、ちなみに彫刻はあまり見ていないが、ダイナ

アサクサゲンバ→イサム・ノグチ
嵐の音は子供の頃から大好きな音。沖縄育ちのせいか、嵐が来ると、こころが踊る。 深夜に大接近した台風13号は、嵐音ばら撒きながら我が家の古いマンションのサッシを揺さぶる。 雨の当たる音、、最高。 隙間を通り抜ける「ヒュー、ヒュー音」、くくく 暴風で擦れ合う木々の音、、泣けてくる。 なぜか心落ち着くこの嵐の音に、そのままぐっすり熟睡。 目覚めると、嵐の残り香が辺りを包んでいる。綾瀬はるかさん風に言うと「うりしい」である。 そんなことはさておきと、コンディションの悪いながらもいつもの歩き出勤で汗かきリフレッシュ、 午前中に細かな仕事を片付け、、午後から平常に戻った汗ばむ天候のなか現場チェック。 楽しいはずの現場チェックも、もまだテンションが低い。なんだか心が晴れない。 そんな日は、文化的な時間で湿気った心をケアしてあげる日である。 SNSカーサブルータスから得た展示情報に心揺さぶられいざ初台、東京オペラシティーへ、 この日の目的は「イサム・ノグチ展」、展示場へ向かう電車もワクワクである。 スタッフJが野口さんと言う、、「野口さん」、、ん?誰?、、いやい