

世田谷T邸完成お宅訪問
2020年3月から設計に取り組み、その間コロナ禍の影響などで前に進まない時もありましたが、おおよそ2年時を経て待ちに待ったプロジェクトの完了です! 今回は建築設計及びデザイン監修でプロジェクトに参加させていただきましたが、確認申請後は、施主の信頼の厚い施工を担当したディ・ブレイス西山さんにより細かな施主の希望を汲み取りながら竣工まで本当に頑張っていただきました。住宅としてはかなり贅沢なRC壁構造のこの建物。ちょっとやそっとの大地震なんかへのカッパです!外観は派手さを抑えたシンプルな佇まい。RC打ちはなし建築によく見るスカした感じは一切ありません。ひたすら施主の住みさすさはもちろんの事、特殊で多彩なプライベートな使い勝手にも対応できる小回りの効いた建物を丁寧に造っていただきました。室内空間には、大きめの窓や小さな階段の吹き抜け空間から差し込む陽の光はシンプルな白い壁とナチュラル素材の床材に心地よい陰影を作り出しています。 全体がコンパクトでありながらも窮屈さを感じない ”ちょうど良い空間” 明るくお洒落なご夫婦にぴったりのです。お引っ越し前の慌ただ


日光湯西川温泉の現場
都心では暖かな気温のこの日、まだ雪の残る日光湯西川温泉の現場に来ました。 来週の引き渡し前の竣工検査、、、大雪の影響もありまだ全然終わってないが施主を交えての検査です。今年の積雪で工事ができずにいまだに手付かずの部分や形になっている壁や床、家具などの仕上げの不具合箇所や未完成な部分をチェックして廻る。いつもならこの状況ではピリピリと緊張感で満ちている現場のはずなのに、心なしか穏やかな空気が流れている。想像はしていたが薪ストーブの前ではなんだか盛り上がっている。僕もそうですが、みんな暖炉、好きですね。現場担当者にしてみればこの柔かな雰囲気はありがたい事だろう。設計者としては不満な事もたくさんあるが、まずはオープンに向けて共に完成に向けて取り組む事で、気持ちを切らさずに検査ができた。 嬉しい事も、苦い事もあるが、大変身した空間をみて喜ぶ施主側スタッフを見ると僕も嬉しい。来週の引き渡し検査、、、どうかきちっと終わらせてください!楽しみにしてます!


個性的すぎるサボテン
植物が好きです。 かといって詳しいわけではありません。毎日水遣りしながら霧吹きしながらリラックスするのが日課です。自宅でもいろいろと育てています。パキラ、フィカス、シマトネリコ、クワズイモ、ヒメモンステラ、カポック、オリーブ、その他、名前も知らない多肉植物もいます。1番の個性的な面白い子を今日は紹介いたします。10年くらい前に沖縄の実家から連れてきたサボテンです。この子は普通に地面で育てるとドラゴンフルーツを実らせます。しかし寒い東京では凍えて外では育てられません。ですので我が家ではミニ盆栽の様に小さな器に入れて育てています。無計画にニョロニョロと手足の様に生えてくる感じがキッチュでとても癒されます。そんな我が家のサボもちょこちょこ育ったので、知り合いの事務所に養子に出すことにしました。 もちろん盆栽スタイルです。オントのベランダに自生している苔と沖縄の海岸から拾ってきた変な石と組合せ可愛く仕上がりました。きっとこれからも見る人を和ませてくれるでしょう。