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雨にもまけずコロナにもまけず

この日は施主検査。

九州地方は大雨が甚大な被害をもたらしている。ここ福岡も中心街は大きな影響は無いが凄い雨が降り続いている。東京羽田を飛び立った飛行機では途中、上空を覆う雨雲のせいか怖いくらい機体が揺れていた。毎年の様におこる災害にもううんざりですね。

九州をはじめ各地で大雨による河川の氾濫や土砂崩れが報道でながれる映像を観る度に心が痛いです。今回、被害に遭われた方々へ、心からお見舞い申し上げます。

こんな大変な試練の連続。

今回、新型コロナウィルスの騒動で大変な時期に不安を山ほど抱えながら着工したこのプロジェクトが、沢山の困難を乗り越え、なんとか無事に竣工検査を迎えることができた。2週間に1度の定例会議もリモートでおこなわれながらコミュニケーションが保たれた事は、昔では考えられないことである。これもコロナ騒動によって進化した現場の在り方なのであろうと感じた。などと簡単いえばそうなのかもしれないが、実は施工担当者と私の間では日々細かな図面のやりとりや質疑応答が繰り返され、足りないコミュニケーションを更に埋めることができたのは施工会社のオオモリ総建の宇都さんや小山さん、影山さんが本当にがんばってくれたおかげだ。まだ完成ではないところも沢山があちらこちらに見受けられるが、私から見たら”よくやってくださいました”と言いたい。皆が揃い一同つならり検査して廻るが、満足いく状態では無いにもかかわらず、施工前とは見違える空間に心なしかプロジェクトメンバーに笑顔が溢れている。もちろん良い検査状態ではないが何故か穏やかな空気感である。そこら中に貼られたダメ出しの付箋が一個一個無くなる2日後にお引き渡しを迎える。まさにこの投稿を書いている真っ最中だ、、、2020年2月27日に施工キックオフ、5月7日着工、7月8日引き渡し、こうして書き出すととても短くも感じるが、私がこの空間をイメージしヒラメキを落書きで残したのが2019年2月6日、プレゼン資料をまとめたのが2月21日だった。既にあれから1年と4ヶ月が経過したのです。当時は右腕であったJも今は新しい違う環境で頑張っている。1つのプロジェクトが終わる度に嬉しさと懐かしさが蘇る。これから迎える記念すべく日がとても楽しみです。

、、まだもうちょっとあるであろう残工事と追加工事、どうか宜しくお願いいたします。

思えば、かれこれ10年以上も九州のお仕事をしてきましたが、そのなかでも福岡はとても親しみ深い場所となりました。そんな毎月の様に通った福岡、九州のお仕事もしばし落ち着きます。

次にまた九州でお仕事する日を心待ちに今抱えている東京のお仕事頑張ります!!

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